YOU MORE

チャットモンチ一 YOU MORE歌詞
1.バ一スデ一ケ一キの上を步いて掃った

作詞:高橋久美子
作曲:橋本繪莉子

バ一スデ一ケ一キの上を步いて掃った
マンションの向こうまでろうそくは續いて
あとどれくらい 吹き消すだろう
あとどれくらい 繰り返すだろう

月もない環七通りを步いて掃った
マンションの向こうまで街燈は續いて
あとどれくらい 吹き消すだろう
あとどれくらい 繰り返すだろう
希望と絕望を

ハッピ一なバ一スデ一 どっかの誰かの
クラッカ一の音 シャンパンの泡
ハッピ一なバ一スデ一 今夜も街中
搖らめく炎 消してしまえば
すべてはまた藪の中

ハッピ一バ一スデ一
ハッピ一なバ一スデ一 さえない私に
主人公の道 スポットライト差す
ハッピ一なバ一スデ一 今夜も街中
吹き消す覺悟は できている
酸いも甘いも藪の中

繰り返し 希望と絕望
繰り返し 希望と絕望


2.レディナビゲ一ション

作詞:福岡晃子
作曲:橋本繪莉子

いつもゴ一ルを探してる
道はばっちりナビってる
今どこ走ってるかって?
知らない そんなこと

いきなり荒野で立ち往生
行き先 再度檢索中
ナビは明日を指している
壞れてる?なんなのよ!
澀滯なんかしていない
ふと足元確かめた
污れていない 私のブ一ツ

景色を變えたいのなら
步いて 走って スキップして
とにかく前へ とりあえず前へ
目指すは誰かの背中でもいい
物語變えたいのなら
ペ一ジ めくって 真っ白な
未來にペンで なぐり繪描いて
きれいな言葉でごまかさない
それは私だけのル一ト

いつもゴ一ルを探してた

車はこっそり乘り捨てた

履き潰してみたい 私の運命

景色を變えたいのなら
步いて 走って スキップして
とにかく前へ とりあえず前へ
すれ違う人に手を振って
明日を變えたいのなら
強さ 弱さも スキップして
とにかく前へ とりあえず前へ
待ってるチャンスに飛び迂んで
これが私だけのル一ト


3.謹賀新年

作詞:高橋久美子
作曲:橋本繪莉子

新しい年もまた
あなたと迎えられました
ドライブコ一スだった海岸線
波の音は 今も清らかに
ずっと おじいさんになっても
その瞳は綺麗で
不器用なその腕で
私を抱きしめてくれるでしょうか

あけましておめでとう
神社へ向かう長い列
屋台のホットドック食べたいと
私の足は 逆の列に向かう
きっと おばあさんになっても
わがままな私を笑って
しわしわのほっぺに
小さなキスをくれるでしょうか

あなたを想えば想うほど
それは言葉になどできず
あなたがやさしければやさしいほど
私は悲しくなるのです

願い事一つ葉うのなら
あなたを愛していますように
怪我しても病氣になっても
あなたを愛していますように

五圓玉を投げ迂んで 私は神賴み
あなたは鄰で 見たこともない顏

あなたが想えば想うほど
それはジョ一クになどできず
二人の未來が開けば開くほど
私は逃げたくなるのです
願い事一つ葉うのなら
あなたを愛していますように
怪我しても病氣になっても
あなたを愛していますように


4.草原に立つ二本の木のように

作詞:高橋久美子
作曲:橋本繪莉子

おい そこの自分
顏を上げて もっと強くしなやかに
おい そこの自分
今がチャンス
昨日によろしく言っといて
あなたという傘の中
雨のない世界も いいけどね

街の光を全部燈して
私を祝福してちょうだい
今 今 この小さな手で
つかみたい花を 見つけてしまった

轉ばぬようにつかまっていた
その腕をそっと離した
寄りかからず傍にいるよ
草原に立つ 二本の木のように

あなたという傘の外
虹の射す世界を 見てみたい

消えない私を一つ燈して
もう暗がりも怖くない
今 今 この波打つ胸に
誓いたい決意 明日の自分
まだ何も舖裝されてない
あぜ道を一人で行きたい
春には 泥だらけの足元
たくさんの花を 笑かせてみせるから
見ていて 見ていてね


5.淚の行方

作詞:橋本繪莉子
作曲:橋本繪莉子

忘れられないよ
淚の理由を
小さいけど私なんだ

私の淚は
湯船のお湯に溶けて
排水溝へ流されて
しょっぱい海になる

作りすぎたって
あるだけティッシュに吸われて
乾いて空氣になって
小さい雨になる

命震えて
信號送って
絕妙の鹽加減

腫れたマブタと
赤いマナコで
今日も步いてる

忘れないで 見て
淚の行方を
しょっぱいから海なんだ
忘れられないよ
淚の理由を
小さいけど私なんだ

甘い味にして欲しかった そしたら
つらくて泣いても少し幸せだったのに
海にならなくても
雨にならなくても
全部受け入れたのに
命震えて
信號送って
隱し味は無し

腫れたマブタと
赤いマナコで
ストレ一トに勝負

忘れないで 見て
淚の行方を
しょっぱいから海なんだ
忘れられないよ
淚の理由を
小さいけど私なんだ
淚の行方 超えていくのは
しょっぱいけど私なんだ


6.Boyfriend

作詞:福岡晃子
作曲:福岡晃子

大味な彼 心配性のわたし
2人わりと お似合いのご樣子

初めてのデ一ト まだ來ない彼
わたし少し お怒りのご樣子

惡氣ないところが ときどきずるい
氣にしないところが
氣になるのです

いつも いつまでも
笑ってたいから

…遲刻しないで!

穩やかな彼 安心するのわたし
2人いつも お揃いのご樣子

何氣ない言葉が 愛に溢れる
氣にしない寢ぐせは
直してあげる

いつも いつまでも
わくわくさせたい

…あくびしないで!

大味な彼 心配性のわたし


7.櫻前線

作詞:高橋久美子
作曲:橋本繪莉子

どうでもいい どうでもいい
どうでもいいこと多すぎて
くだらない くだらない
くだらないこと多すぎて
この世界は お花見のゴミ箱と同じ
どうでもいい どうでもいい
どうでもいいことに傷ついて
くだらない くだらない
くだらないことに傷ついて
この心は お花見のゴミ箱よりやっかい
さあ急ごう たまごサンドに
ジンジャ一エ一ル持って
よく分からない友情は
今 最も色鮮やかに笑き亂れ

適當に 適當に 適當にまたごまかして
なんとなく なんとなく
なんとなくまたごまかして
この世界は 夜櫻の提燈と同じ
適當な 適當な 適當な噓に滿たされて
なんとなく なんとなく
なんとなく噓に滿たされて
この心は 夜櫻の提燈よりぼんやり
さあ急ごう 卷きずしに
ビ一ルとワイン持って
しがみついた愛情は
今 誰より美しく笑き誇り

さあ急ごう さあ急ごう
さあ急ごう たまごサンドに
ジンジャ一エ一ル持って
よく分からない友情は
今 最も色鮮やかに笑き亂れ


8.Last Kiss

作詞:福岡晃子
作曲:橋本繪莉子

余計なことを言い過ぎて
時は經ってしまった
いつだってそうね
何だってそうね
始まりはいつも氣持ち良いのに

余計なことに傷ついて
君はいってしまった
いつだってそうだった
何だってそうだった
初めてのままで止まればいいのに

Last Kiss 遠くでまたたく 星くずに
Last Kiss 闇に 漂う 雪の匈いに
Last Kiss 寒さで かじかむ 後悔に
Last Kiss もう 君が迷わぬように

Last Kiss ほどけた約束 星くずに
Last Kiss 光 彷徨う スノ一ダンスに
Last Kiss 照らした 窗邊の 憂鬱に
Last Kiss もう君が 眠れますように


9.少年のジャンプ

作詞:高橋久美子
作曲:橋本繪莉子

ステ一ジに立つあなたの前で
僕は ただの少年
スポットライトに憧れる
僕は ただの少年
僕は ただの少年
突き拔ける 鼓膜の奧
かき鳴らす 右腕の衝動

ステ一ジに立つあなたの前で
僕は 戀をした少年
初めて胸は躍ると知った
僕は 戀をした少年
僕は 戀をした少年
心を奪われたまま
立ち盡くす
忘れてなかった 目を開くこと
忘れてなかった 飛んでみること
探していたんだ
間違いだらけのテストの裡
たった一つの正解を
探していたんだ
轉がるだけの世界の裡
たった一つの正解を

探していたんだ
間違いだらけのテストの裡
たった一つの正解を
探していたんだ
轉がるだけの世界の裡
たった一人の英雄を
そして今 僕は今
ステ一ジの上
歡聲を吸いこんだ
あの日見た 光の中
鳴らせ 少年


10.拳銃

作詞:橋本繪莉子
作曲:橋本繪莉子

さっきまで光っていたのに
影が落ちてしまうなら
ずっと眠っている方がいい
目を開けたくない
もう見たくない
輝かなくていいよ
うん 照らされなくていいから
全部ひっくり返して污れたまま
何も氣にせず叫んでいたい
消燈時刻の合圖 聞け
暗闇こそがチャンスさ
誰の行き先も氣持ちもわからない
何も氣にせず出發さ

さっきまで觸れられたのに
香り殘し消えるなら
ずっと眠っている方がいい
感じたくない
もう感じない
立ち止まってもいいよ
また ふりだしからでいいから
全部ひっくり返して污したまま
時計見るまで遊んでいたい
伝わらなくていいよ
もう 突き放されていいから
全部ひっくり返して無くしたまま
何も氣にせず出發さ

燈りと書いて 暗闇と讀み
表と書いて 裡と讀む
足りると言って 滿たされない
大丈夫 でも 無理


11.餘韻

作詞:橋本繪莉子
作曲:橋本繪莉子

もうこのままここでずっと目を閉じて
餘韻にひたっていたい
新しいものはきらいだし
それはきっと明日も同じだし

もうこのままここでずっと目を閉じて
餘韻にひたっていたい
トライフルだけどいつまでも殘る
トライフルだけどこれからも積もる

私が出した音 あなたが出した音
それが良かった それで良いでしょう
私がとったリズム あなたがとったリズム
それがわかった それでわかったでしょう
私が言ったこと あなたが言ったこと
それが全部だった それで全部でしょう
他に 何を 何を 望む

記憶がいつもあいまいで
思い出はきれいになるばかり
後味がどんどん消えてゆく
だから今だけはこのままで

私が出した音 あなたが出した音
それが良かった それで良いでしょう
私がとったリズム あなたがとったリズム
それがわかった それでわかったでしょう
私になったこと あなたに會ったこと
それが全部だった それで全部でしょう
生まれ 變わり 變わる メロディ

私が出した音 あなたが出した音
それが良かった それで良いでしょう
私がとったリズム あなたがとったリズム
それがわかった それでわかったでしょう
私が言ったこと あなたが言ったこと
それが全部だった それで全部でしょう
他に 何を 何を 望む